【引越し値引き交渉ガイド】ポイントを抑えて底値を引き出そう!

引越しにかかる料金は、交渉次第で最初の見積もりより大幅に値引きしてもらうことが可能です。

でも、
「気が弱いから値引き交渉の自信がない…」という方や、
「どのように交渉したらよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、交渉に自信がないという方にも、強気で交渉できるという方にも役立つ、引越し料金の値引き交渉のポイントをまとめました。

実際の値引き交渉の流れをイメージトレーニングする会話形式のケーススタディも用意しています。

ぜひこの記事を参考にして、引越し料金の値引き交渉を成功させましょう!

【値引き交渉ステップ1】相見積もりが基本

ここからは、値引き交渉の方法を3つのステップに分けて紹介していきます。

まずは値引き交渉のステップ1です。交渉の基本となるのは複数社の「相見積もり」

誰でも簡単にできて、値引き交渉をぐっと有利にできる方法をお教えします。

相見積もりは3社以上が基本

相見積もりとは、複数の引越し会社に料金の見積もりを依頼することです。

特に引越しに不慣れな方だと、CMで聞いたことがある大手1社に連絡を取って、そのまま決めてしまうことがあるはず。1社にしか見積もりを取っていない状態では、交渉しようとしてもなかなか大幅に値引きをしてもらうことはできません。

なぜなら、1社しか見積もりを取っていない場合、その業者は他社と価格を競う必要がないからです。

そこで、最も簡単で、効果のある値引き交渉テクニックが最低3社以上で相見積もりを取ることなのです。

例えば、お客が3社に相見積もりを取っている場合、引越し業者は3社の中で価格やサービス内容を競って、一番にならなければ契約を取ることはできません。

他社より高い値段をつけたら、それだけで依頼する会社の候補から外されてしまうこともあります。

そのため、見積もりの段階である程度安めの金額を提示してくれる可能性が高くなるのです。

一括見積もりサイトが便利

「でも、いくつもの会社に見積もりを取るのは時間もかかるし、電話するのも面倒」と思っていませんか?

そんなときに活躍するのが引越し一括見積もりサービス。

この一括見積もりサービスを使うと、自分の引越しの条件などから、あなたに合った引越し業者をピックアップしてくれます。

自分でいくつもの会社に電話をかける手間がなくなるため非常に便利ですよね。

一括見積もりサイトで候補を探して、気になった会社に訪問見積もりを依頼すれば、ステップ1は完了です!

【値引き交渉ステップ2】訪問見積もりで差がつく

ここでのキーポイントは「訪問見積もりを攻略」

業者と対面では緊張すると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ポイントさえ押さえておけば、実は値下げ交渉はそれほど難しいことではありません。

相見積もりを取っていることを伝えよう

訪問見積もりのために業者の方が家に来てくれました。

その際にポイントとなるのが相見積もりを取っていることを伝えることです。

相見積もりを取っていると伝えるだけならば、世間話のついでにさりげなく伝えることもできますよね。

でも、簡単に見えて実はこれ、かなり効果的な方法なんです。

ライバルの会社がいると分かれば、あまり高額な見積もりを出すと候補から外されてしまうため控えめな見積もりを出すことが期待できます。

最初の段階で、他社と競うために比較的がんばった見積もりを出してくれやすくなるのです。

訪問見積もりの順番も大切

もう1つの訪問見積もりを攻略するコツは、見積もりに呼ぶ順番です。

一般的に複数の業者に見積もりを依頼したとき、1社目より3社目のほうが値引き交渉はしやすくなります。

なぜだかわかりますか?

1社目と3社目大きな違いは「他の会社の見積もり料金がわかっている」ということです。1社目に来た業者は、まだ他の会社がどんな見積もりを出すのかわかりません。

そこで、見積もりに来たスタッフが判断して金額を出してくれます。

しかし2社目の業者が来てくれたとき、あなたは1社目の見積もり金額がわかっている状態です。

そこで使う魔法の言葉があります。

「1社目の見積もりは~円で、~のサービスをしてくれるらしいのですが…」

こう言えば、担当者が契約を取るためにはそれより安くするか、サービスを増やすしかありませんよね。

この手順を繰り返すことで、より安い金額を提示してもらいやすくなります。

もし、サービス内容や口コミなどから、頼みたいと考えている本命の会社があれば、訪問見積もりの順番を最後に設定することで、金額交渉がしやすくなります。

【値引き交渉ステップ3】テクニックでもう一声!

交渉における最終兵器、「最後の一押し」

少し応用編の交渉テクニックになります。トコトン交渉してガンガン値引きしてもらいたいという方はぜひ試してみましょう。

自信がないという方は無理して実践する必要はありません。

交渉に自信がない方でも、ステップ2までの内容を押さえておくだけでも充分な値引きが期待できます。

即決の使い方

訪問見積もりを依頼すると、業者の方から「今即決してもらえれば~円に値引きしますよ」という申し出を受けることがあります。

しかし、1社目や2社目など、まだ見てもらっていない会社がある状態で即決してしまうのはおすすめできません。

3社目がもっと安い料金や無料サービスを提供してくれる可能性もありますし、業者の方から値段を提案してきたときにはまだ「これ以上は下げられない」という値段、つまり底値まで下げていないことが多いです。

依頼した会社すべての見積もりをもらった上で、3社目で決めたいならば

「~円ならば即決します!」

と自分から希望の値段を提案してみましょう。

現金払いでさらに値引き

引越し業者の方と交渉して、「もうこれ以上は下げられない」と言われたとき、もしかするとまだ値下げの余地が残っているかもしれません。

値下げの余地とは引越し料金を現金で支払うことです。

引越し料金は高額な支払いのため、クレジットカードを使う方も多いと思います。

しかし、クレジットカードで支払いをすると、業者側はクレジットカード会社に手数料として売り上げの数%を支払うことになり、そのぶん利益も減ります。

クレジットカードではなく現金で支払うことで、クレジットカード会社に手数料を支払う必要がなくなり、そのぶん値引きしてくれる余地ができます。

必ず値引きしてもらえる保証はありませんが、現金払いを条件に値引きを承諾してくれる場合もあるので言ってみて損はないでしょう。

担当者への印象も大事

訪問見積もりの値引き交渉では、業者の担当者の方への印象も大事にしましょう。

訪問見積もりの値下げにはいくつかの段階があって、初めに底値を提示してくれることは少ないです。

初めに出してもらった見積もりからどれだけ値下げして、どんな無料サービスをつけてくれるかは、担当者の頑張り次第なのです。

時には上司に相談して値下げ交渉をしてくれていることもあるかもしれません。

見積もりの担当者も人間ですから、初めから上から目線だったり、担当者の立場を考えずとにかく安くしろと要求してくる人のために頑張ろうとは思いませんよね。

また、無理やりな値引き交渉は、契約についての認識の違いなどトラブルの原因にもなります。

過度に丁寧にする必要はありませんが、最低限のマナーを守って交渉しましょう。

ケーススタディでイメージをつかもう!

最後に、ここまで紹介したポイントを踏まえて、実際の交渉の流れを確認してみましょう。

交渉の流れをイメージすることで、訪問見積もりでも緊張せずに対応しやすくなります。

ケース1:ちょっと弱気なAさん

営業マン
こんにちは!今日はよろしくお願いします。
Aさん
よろしくお願いします。
営業マン
では、さっそくお荷物の量など拝見させていただきますね。
Aさん
あ、すみません…
じつは今日、1時間後に別の引越し業者にも見積もりを依頼していまして。1時間以内に終わらせていただきたいのですが…
営業マン
大丈夫ですよ!ちなみに何社見積もりをされるご予定ですか?
Aさん
3社に頼んでいます!
見積もりが一番安い引越し業者にお願いしようと思ってるんです。

いかがですか?こんなさりげない会話でも効果は絶大です。

業者は最初から安い金額を提示してくる可能性が高くなります。

1時間後に次の業者が来ると伝えてしまえば、何時間もしつこく営業トークを聞かされる心配もなくなって一石二鳥ですね。

ケース2:ガンガン交渉する強気なBさん

〇社営業マン
…では、見積もり金額はこのようになります。
Bさん
あっ、結構安いんですね!さすが〇社さんです。
でも、じつは先程△社さんに8万円の見積もりをいただきまして。
それより安くなれば考えたいのですが…
〇社営業マン
そうですね~…
では7万円ではいかがでしょうか?
Bさん
ありがとうございます!
では、また検討してご連絡しますね。

~訪問見積もり終了後~

Bさん
もしもし。△社さんですか?
じつは△社さんに決めようと思っていたのですが、
先程〇社さんに見積もりをもらったところ7万円でできるそうです。
それより安くしていただけませんか?
△社営業マン
わかりました。
もう少しでしたら頑張ってみます…
Bさん
ありがとうございます!

この流れを、各社がこれ以上値下げできないというまで続けます。

かなり根気のいる交渉ではありますが、この方法で交渉すれば複数の引越し会社の中で、どうしてもこれ以上は下げられない底値を引き出すことが期待できます。

ケース3:心理戦で勝負!頭脳派Cさん

営業マン
…では、最終的な見積もりとして6.5万円でいかがでしょうか。
これでもかなり勉強させてもらってますので、これ以上安くはできませんね。
Cさん
そうですね。今までの業者で一番安いです。
このまま決めようかと思います。
ところで、契約した場合の支払いはクレジットカードでも大丈夫ですか?
営業マン
もちろん大丈夫ですよ!
Cさん
(もしやまだ値下げの余地があるのでは?)
やはりちょっと迷っているのですが、もし6万円を切っていただけるなら即決します!
さらにもう少し値下げしてもらえるなら現金払いでも大丈夫です。
営業マン
わかりました…
では5万9千円にさせていただきます。
Cさん
ありがとうございます!

業者がこれ以上は下げられないと言っても、実はまだどこかに下げる余地があるのかもしれません。

そんな時こそ「即決」や「現金支払い」という言葉で、最後のもう一声をお願いしてみましょう。

値下げの余地が少しでも残っている状態ならば、値下げを承諾してくれることもあります。

まとめ

値引き交渉が得意だという人も、なかなか言い出す勇気がないという人もいらっしゃると思います。

しかし、もし交渉が苦手でも紹介したポイントを押さえておくだけでも、大幅に値引きしてもらうことは可能です。

なにかとお金が必要になる引越しでも交渉次第で数万円安くなるなんてことは珍しくありません。定額のない引越し料金、できることなら底値(適正料金)で引越ししたいですよね。