テレビの引越し!破損させない梱包方法と映らなくなったときの対処法

引越しの時、テレビの梱包って意外と困りますよね。

大型テレビや高価なテレビはもちろん、ダンボールに入る小型テレビでも数が多いと

「自分で梱包していいものなのか?はたまた業者がやってくれるのかわからない」

と悩んでしまいますよね。

また、

「引越し後に配線が分からなくなって困っている」
「なぜかは分からないけど、引越しをしたらテレビが映らない」

というトラブルで困っている方もいるようです。

そこで、今回はテレビの梱包方法から引越し後の配線方法や起こりやすいトラブルまでまとめています。

引越しをする前にテレビの引越しについて少しだけ予習をしておきましょう!

テレビの引越し準備!テレビの梱包術を写真で解説

引越しを考えている方は「そもそもテレビって自分で梱包するの?」と疑問を持つ方もいらっしゃいますよね。

まずは、梱包はだれがするのか?から見ていきましょう。

テレビの梱包は基本業者がやってくれる

テレビの梱包は基本的にサイズやテレビの種類に関わらず引越し業者がおこなってくれます。

特に引越し業者からもらったダンボールに入らないほど大型テレビであれば、引越し業者が毛布やテレビ用の保護材を使って新居まで運んでくれます。

しかし、テレビを梱包してくれるかどうかはあくまで引越し業者と選択したオプションによります。

今回大手の引越し業者4社に「テレビの梱包はどうしたらいいか?」と電話で問い合わせをしてみました。

結果は4社とも「テレビの梱包は基本的に会社がおこなう」とのこと。

ただ、引越し業者によっては
「ダンボールに入る大きさのテレビはお客様に梱包していただく」
「サイズに関係なくどんなテレビも会社が梱包する」
と回答はさまざまでした。

また、引越しのプランのなかには梱包から荷ほどきまですべておこなってくれるおまかせプランもあります。おまかせプランを選べば、テレビをはじめ、荷物の梱包をご自身でする必要はありません。

つまり、テレビの梱包はどの業者を選んだかによるということなんです。

そのため、テレビの梱包が必要かどうかはまずは見積もりをとり、引越し業者と相談してみないとわかりません。

そこで、自分で梱包することになった時のために、次からはテレビの梱包法をご紹介していこうと思います。

テレビの梱包の仕方

テレビはデリケートな家電です。

梱包中や設置中、配線作業中には倒してしまったり、引越し中に強く画面を押してしまったりしないようにくれぐれも注意してください。

【1】まずはテレビの梱包準備!

テレビの梱包において必要なものは以下の通りになります。

梱包に必要な道具

  • 緩衝材
    (ホームセンターなどに売っているプチプチ、新聞紙、毛布、タオルなど)
  • マスキングテープ&マスキングテープに文字を書くためのマジック
  • ダンボール
    (もしくはテレビを買ったときの箱)
  • テレビ専用クリーナーやテレビ用の掃除クロス
    (テレビを掃除するときに使う)

以上が必要なものとなります。

ダンボールに関しては、引越し業者からもらえることが多いです。

もし、テレビを買った時の箱が残っていれば、テレビにピッタリの大きさ付属品に何があったかわかるので便利ですよ!

また、引越し業者によってはテレビ専用の梱包材を貸し出している会社もあります。テレビ専用の梱包材があれば楽に梱包することができるんです。

【2】コンセント・配線コードを抜く

まずはテレビの主電源をオフに、テレビのコンセントを抜きます。

次に配線のコードを抜いていきますが、コードを抜く前にマスキングテープで印をつけていきます。

以下の写真のようにコードに番号を振っておけば引越し後も簡単に配線することができます。

テレビの梱包【配線に目印をつける】

引越し前の準備で引越し後の配線が楽になります。分かりやすくコメントを書くのもアリ。

抜いたコードは下の写真のように説明書と一緒にまとめておきましょう。

テレビの梱包【ケーブルをまとめて紛失防止に】

写真はコード類とDVDの説明書、リモコンを袋にまとめたところです。

1つの袋にまとめておけば何のコードかわからなくなるということが防げ、紛失防止にもなりますよ!

また、テレビを見るのに必要なB-CASカードも紛失しないようテープでテレビに止めておいたり、分かるところに保管しましょう。

テレビの梱包【B-CASカードはテープ止め】

【3】梱包前にテレビの掃除

コードを抜き終わったら、箱に入れる前にテレビの掃除をしましょう。

画面の故障の恐れがあるので、掃除中はテレビのふちに指をかけテレビ画面を指で押さえないように注意してください。

また、テレビを持ち上げるときも画面に触れず、四隅をしっかりと持ってテレビを移動しましょう。

テレビの背面にある排気口にほこりが溜まっている場合には掃除機を利用してほこりを取り除きます。クリーナーやクロスでほこりを拭きとろうとするとかえってテレビの中にほこりが入り込んでしまうんです。

テレビ用の専用クリーナーや専用クロスを使い、テレビの上から下にかけて拭き掃除をしていきます。

テレビの梱包【画面を拭くときは優しく】

強く画面を押すと故障の原因になるので優しくほこりを落とします。

テレビ掃除用でないクリーナーやクロス等以外でテレビ画面を掃除すると傷になる恐れがあるので注意してください。

テレビ本体の掃除のついでに先ほど抜き取ったコードも拭いておきましょう。

【4】いよいよ梱包、テレビ画面を保護する

テレビは画面が一番破損しやすい家電です。

そのためテレビ画面が傷つかないようにしっかりとタオルや毛布でくるんでいきます。

また、下の写真のようにテレビ画面にダンボールを貼るとよりしっかりと保護することができます。

テレビの梱包【切り取ったダンボールで保護】

テープ跡が気になる方は、紐でしばったり、粘着力の低いテープを使ってください。

毛布やダンボールでしっかりと包めたら次はいよいよダンボールに梱包します。

ダンボールにテレビを入れたら箱の隙間を埋めるためタオルや新聞紙などの梱包材を詰めていきます。

ふたを閉めたら中身が「テレビが入っている」「精密機械である」「箱の上はどこか」などをしっかりと記載しておきましょう。引越し業者に注意して扱うように伝えるために必要です。

以上でテレビの梱包は終了です。

引越し後は箱から取り出して新居で、番号を振ったコードを同じ場所に刺していけば配線は完了します。

しかし、引越しで忙しく「番号を振るの忘れてどこに配線すればいいかわからない」という方にむけて次章からは配線の方法をご紹介しています。

テレビの処分方法とテレビだけの引越し

「引越しを機にテレビを処分したい」
「他の荷物は自分で運ぶけど、テレビだけ業者依頼したい」

という方もいらっしゃると思います。

そこで、簡単ではありますがテレビの処分方法テレビだけを引越す方法を解説していきます。

テレビを処分する方法は4つ

テレビの処分方法は主に4つの手段があります。

  • リサイクルショップなどに「売る」
  • 不用品回収を行っている「引越し業者に回収してもらう」
  • リサイクル券を購入して「自治体に引き取ってもらう」
  • 地元の「不用品回収業者に依頼する」

引越し後にテレビを捨てようと思ったら、一度テレビを新居にもっていかなくてはなりません。

テレビを捨てようと考えている方はできるだけ早くテレビを処分しておきましょう。

また、テレビは家電リサイクル法によって定められているため、粗大ゴミとして処分に出すことができない点には充分注意してください。

テレビだけ引越したい

自力で引越しする方は「壊れやすく大きいテレビだけ運んでもらいたい」と思う方もいるのではないでしょうか。引越し業者によっては大型の家具や家電だけを運んでくれる引越し業者もあるんです。

引越し前にテレビを捨てたり、逆にテレビだけ新居に運ぶと引越し全体の値段が変わってきます。

引越しの料金は荷物の量で大きく変わるので、引越し前に考えておきましょう。

新居で地上デジを、テレビの配線方法

紹介した通り、配線に番号を振っておけば引越し後に困ることはありません。

しかし、うっかり番号を振るのを忘れたり、家族の誰かがテープをはがしてしまうということも考えられます。

そこで、テレビの配線についてに見ていこうと思います。

テレビの配線の仕方(地デジ編)

今回は地デジの配線の仕方について解説していきます。

【1】まずは電源の接続!

まずはテレビのコンセントを接続します。

【2】アンテナケーブルを接続

テレビのアンテナケーブルをテレビと壁に接続します。

アンテナケーブルをテレビに接続しますが、アンテナケーブルは破損しやすいので、無理やり接続しないようにしてください。

テレビの配線【アンテナケーブル】

テレビのアンテナケーブルの端子、中の針部分は破損しやすいので力任せにねじ込まないように注意しましょう。

写真のようにテレビにケーブルを接続しましょう。

テレビの配線【ケーブルを接続】

地上デジタル放送を見る場合、地上波入力のところに刺してください。

テレビの配線を済ませたら、壁のテレビアンテナ用のコンセントにテレビアンテナに接続します。

【3】B-CASカードを挿入

テレビを見るのに必要なB-CASカードをテレビから抜いている方は、テレビに差し込みましょう。

たいてい、テレビの背面か側面にB-CASカードの挿入口があるのでそこに差し込みます。

【4】テレビの設定をしよう

引越しが同一市内などの近場である場合にはテレビチャンネルの再設定は必要ありません。

しかし、遠方に引越した場合などにはテレビチャンネルの再設定が必要となります。テレビチャンネルの再設定は受信機の地域設定もしくはチャンネルスキャンをおこないます。

再設定はテレビの種類やメーカーによって、「簡単設定」や「設置設定」など名称が異なるので注意して下さい。

詳しくはお手持ちのテレビの説明書やメーカーの公式ホームページの電子説明書などを参考になさってください。

引越し業者に配線も頼むこともできる

今回は基本的な地デジの配線をご紹介しましたが、「地上デジタルと一緒に衛星放送やケーブルテレビの配線もやらなきゃ」というご家庭もあるかと思います。

他にもDVD、HDDレコーダーやネット回線など配線も併せて行わなくてはならないと思うと大変ですよね。

こういった場合におすすめなのが引越し業者のオプションサービスです。

多くの引越し業者は「引越し後の作業を手伝ってくれる」オプションサービスがあります。

オプションサービスのなかに「テレビの配線」というサービスがあるところも。

引越しの見積もりの段階で「テレビの配線をお願いしたい」と依頼すれば引越し当日、引越し業者や引越し業者が委託した専門業者の作業員が配線をおこなってくれます。

大手の引越し業者に限らず、中小の引越し業者や赤帽(引越し業者ではないが引越しの荷物を運んでくれる業者)によっては「テレビの配線オプション」が依頼できるかもしれません。

まだ、引越し業者が決まっていない方はテレビ配線のオプションサービスも視野に入れて引越し業者を探してみてもいいかもしれません。

引越し後に多いテレビのトラブル

新居でテレビが映らないとき考えられる原因には

  • テレビを見る環境が整っていない
  • テレビの設置がうまくいっていない
  • 映ったもののテレビ画面が乱れている

上記3つが挙げられます

あらかじめの準備で防げるものもあれば、それ以外の要因でテレビが映らないこともあります。

ひとつずつ見ていきましょう。

テレビを見る環境が整っていない

テレビには「地上デジタル」「衛星放送」「ケーブルテレビ」の3種類があります。

地上デジタルは基本的にどこの家庭でも見ることができます。

しかし、衛星放送とケーブルテレビは契約し、代金を支払わないと視聴することができないんです。

さらに、どこの家庭でも見ることのできる地上デジタルですが場合によっては見ることができないケースがあります。

戸建て住宅の場合

戸建て住宅の場合、新居に地上デジタルのアンテナ(UHF)がついていないと地デジを見ることができません。新築の場合、アンテナを設置する工事が必要です。

ちなみに、地上デジタルの視聴方法はケーブルテレビを契約したり、光回線のインターネットを引くとオプションで視聴することもできます。

引越し先にテレビの視聴環境があるかどうか心配な方は、不動産業者や管理会社に問い合わせてみましょう。

アパートなどの集合住宅の場合

集合住宅はたいていの場合、地上デジタルを視聴する環境が整っています。

しかし、とても古い集合住宅には視聴する設備がない可能性があります。引越しをする前に、管理会社や大家さんに確認しておきましょう。

もしも、設備がないと言われた場合には「アンテナの設置」「ケーブルテレビの加入」「光回線の加入」も考えておく必要があります。

テレビ環境が整っていない場合、引越しをする前にあらかじめ引越し業者に確認を取ったり、テレビを見る手続きをおこなえば見ることができます。

引越しの前に確認を済ませておきましょう。

テレビの設置がうまくいっていない

テレビの視聴環境は確認したのにテレビが映らないという場合には、テレビ本体に問題がある可能性があります。

ここで、テレビの設置がうまくいかず映らない時の問題点を書き出してみました。

コンセントが抜けている・配線が緩んでいる・破損している

単純なミスですが意外と多い失敗です。一度コンセントや配線を刺し直してみましょう。

また、よくあるミスとしてアンテナ線の破損もあげられます。テレビの配線のなかでプラグの中央に針のようなものがついている線があります。

中のアンテナ線の針が曲がっていたり、折れていたりするとテレビは映りません。

この場合は新しいアンテナ線と交換しなくてはいけません。

主電源が入っていない

通常テレビの下の方に、電源と書かれたランプが点灯しているはずです。

テレビの側面などに「主電源」と書かれたボタンはありませんか?一度主電源を押して、そのあとテレビのリモコンで電源を付けてみましょう。

点灯していない場合には、一度主電源を入れてみましょう。

B-CASカードのさし忘れ、もしくはささりが甘い

テレビを視聴するのに必要なB-CASカードですが、テレビの視聴前にテレビ本体に差し込んでおく必要があります。

すでにB-CASカードが差し込んであるという方も1度テレビの電源を切り、刺し直してみましょう。

また、B-CASカードの裏表が間違っているとテレビは映りません。B-CASカードを抜くときに確認しておきましょう。

テレビの本体設定がなされていない

地上デジタルのチャンネル設定がおこなわれていないとテレビは映りません。リモコンのメニューからテレビの本体設定をおこないましょう。

お手持ちのテレビによって設定の仕方は異なるので、詳しくはテレビの説明書やメーカーの公式ホームページの電子説明書などをご確認ください。

切り替えが間違っている

テレビの入力切替が地上デジタル以外になっていませんか?

衛星放送やケーブルテレビになっていたり、DVDやゲームなどの別の入力切替になっているかもしれません。

「テレビが映らない!」と焦っているとよく起きるミスなので、一度ゆっくり入力を切り替えて確認しましょう。

映ったものの画面が荒れている

配線をおこないテレビがついたものの「何か画面が変…」という時があります。

ケース別にみていきましょう。

ブロックノイズがひどい

ブロックノイズとは、テレビの音声が飛んで聞こえたり、画面が固まったり、四角いモザイクの塊が画面に表れている状態のことです。

ブロックノイズは電波が弱い時やアンテナ線が緩んでいる時におきます。電波が弱い場合にはブースターという電波を増幅させる機械を設置する必要があります。

ブースターの設置に関しては一度お近くの電気屋さんなどに相談してみましょう。

また、集合住宅にお住いの方は大家さんや管理会社に相談してみましょう。

もしかしたら、取り付けてくれるかもしれません。

アンテナ線に関しては、一度接続しなおし画面の様子を確かめてみましょう。

また、アンテナ線が劣化して中で断線している時にも起きることがあるので、古いコードの場合は別のテレビに差し替えてみるなどして確認したり、新しいものと交換しましょう。

テレビが破損している

画面にひびが入ったり、画面に変な線が入るようになっていたら、テレビ画面に強い力が加わりテレビが破損している可能性があります。

お近くの電気屋などに修理可能か一度見てもらいましょう。

また、できるだけテレビを破損させないためには、引越し業者に頼んで運んでもらうことをオススメします。

引越し業者にテレビを運んでもらったのにも関わらず、万が一破損していた場合は、その場で引越し会社に伝えましょう。

時間がたつと引越しの最中に壊れたのか、引越し後の普段使いで壊れたのかわからなくなり、補償が受けられなるんです。

もしも余裕があれば、引越し当日にテレビの配線を済ませテレビがきちんと映るかどうか引越し業者がいるうちに確認するようにしましょう。

まとめ

テレビの引越しについてやることは多くても、簡単な作業ばかりで難しいことはないと思います。

テレビはデリケートな電化製品です。梱包から配線作業を自分でおこなう時には、画面を指で押したり、アンテナ線を無理やりねじ込んだりということはせずに優しくおこないましょうね。

また、引越し業者のなかにはテレビの梱包から配線までをおこなってくれる引越し業者があります。

自分で配線することが難しそうなら引越し業者のオプションを利用するという手もあります。